腹部エコーで検査、神経性胃炎の胸焼けにネキシウム

腹部の痛みや胸焼けには、他の疾患が隠れている可能性があります。痛みや不快感が一時的なものではなく、慢性的に続くようならば専門の医療機関で検査を受け、正しい診察を受けることで原因を特定できる場合があります。検査ではレントゲンや腹部エコー、内視鏡検査など様々な方法で行います。
神経性胃炎は、検査で特別な異常が発見できないのに胃や腸などの消化器に違和感や痛みが生じるのが特徴です。この疾患の主な原因はストレスとする説が有力で、胃の働きを制御する自律神経のバランスがストレスによって乱され、過剰な胃酸分泌や胃の収縮・痙攣、胃や腸の機能低下などが起きると考えられています。神経性胃炎に効果的な薬は症状によって異なり、消化器官の運動機能を改善する薬や健胃剤、胃酸を抑える薬や消化を促す薬のように胃腸の機能を助ける薬を使いながら、原因であるストレスを制御するための抗うつ薬や抗不安薬の処方を行う場合があります。
ネキシウムは強力な胃酸抑制効果のある薬で、過剰な胃酸分泌による胸焼けなどの症状を改善します。神経性胃炎の中でも胃酸過多や胸焼け、胃もたれなどの症状が強い人におすすめです。ネキシウムのような胃酸を抑える薬はプロトンポンプ阻害薬に分類され、国内で処方が認められているプロトンポンプ阻害薬の中でも、最も新しく開発されたネキシウムは、優れた効果が確認されています。従来のプロトンポンプ阻害薬では、副作用として便秘が生じる可能性がありましたが、ネキシウムには腸の働きを活発にする作用もあるため、副作用を防ぐと同時に便秘予防にも効果的です。飲み方は1日1回、症状に合わせた適切な量を飲むだけで、期間は病状によりますが6週間から8週間服用を続けます。