ネキシウムで胃を大事に!放射線治療とお腹が張る時

胃がんの治療には、放射線が有効だと言われています。すでに腫瘍が広がっていて除去手術が施せない場合には、広範囲に照射できる放射線治療が適用されます。
体の外側から放射線を当てて、がん細胞の増殖をブロックします。ただ、この方法はあくまでひとつの方法であり、これだけで胃がんを完治させられるわけではありません。緩和ケアの一環として使われることが多いです。
手術ができない場合や、再発・転移した胃がんは痛みや出血を伴うこともあります。この症状を和らげるためにも放射線は有効だとされています。
もちろん、良いことばかりではありません。放射線には抗がん剤ほどではありませんが副作用があります。照射部位の皮膚炎が多いですが、それ以外にも消化器系の症状によって下痢、お腹が張る、などの症状が起こることがあります。また、全身倦怠感や食欲低下が起こることもあります。
お腹が張る場合には、腸内でガスが作られすぎていることがあります。ガスが溜まると腹部が胃を押し上げた状態になり、胃酸が逆流することがあります。
胃酸の逆流に対して有効なのはネキシウムという薬で、胃酸分泌を行うプロトポンプという場所を阻害します。これにより胃酸分泌を促す物質であるアセチルコリン、ヒスタミン、ガストリンなどが分泌されても胃酸が出なくなるので、胃酸による不快感を改善させることができます。
お腹が張っている時には、便通を良くする時のように正面から見てのの字にマッサージを行うと良いです。便が詰まっていて腹部が張っている場合にも有効です。
マッサージを行う時には、優しく触れる程度の力で行うようにしましょう。ガスを出したいからといって、強い力で押してしまうと胃酸が逆流する原因になります。